軍旗に秘められた人民的性格

いつか金日成主席が軍旗の図案を作成する事業を指導する際のことであった。

主席は、軍旗の下地は共和国国旗にし、その前面に国章を描いておこう。そして上と下の空色の旗に祖国の独立と人民のためにと書き入れれば人民軍の使命がより明確に分かるだろう。軍旗の裏面の中心には五角の星を描き、その中にハンマと鎌を描きいれるのがよいだろう。すると労働者、農民をはじめ勤労人民の優れた息子や娘たちで組織された人民の軍隊としての朝鮮人民軍の性格がよく現れるであろうと軍旗の図案作成の方向を明らかにした。

このように軍旗を一つ作るにしても人民の軍隊としての革命的性格を徹底的に反映するようにした主席の賢明な指導があって、朝鮮の革命武力は抗日の伝統を引き継ぐ真の人民の軍隊としての自己の使命と任務を立派に果たすことができたのである。

朝鮮人民軍の創建が全世界に宣言された歴史のその日から70年あまりの歳月が流れたが、真の人民の軍隊としての姿は今日も変わりがない。