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チュチェ36(1947)年8月、江原道平康郡である女性農民が土地を分与されて金日成主席に感謝の意を表するために平壌にやってきた。
彼女を接見した主席は、彼女がまだ朝鮮の文字を知っていないことを知って、なぜ文字を知らなければならないかを一々諭し、故郷に帰れば今年の末まで自筆で手紙を書いて送るようにと優しく話した。
生まれて初めての恩情深い助言に接した彼女は、一生懸命に文字を習い、3ヶ月目には主席に送る手紙に自分が文盲を退治したことや無学の村の数十名の女性農民たちも字を読めるようになったという消息を誇らしく書くようになった。
主席は彼女の素朴な手紙を読んでたいそう満足し、高い評価と激励のこもった回答の手紙を送ってくれた。
長い間、人間扱いもされず、卑しい存在として蔑まれてきた平凡な農村の女性が国家の指導者宛に手紙を上げた送ったことも、領袖から回答の手紙をもらったことも、以前には想像すらできない驚異的なことであった。