いつか幹部たちがある道所在地を横断して流れる川の上流の方に、経済的に実利が大きいという企業所を建設することを予見したことがあった。
そこは企業所の建設敷地としてはもってこいのいい位置であった。川を挟んでいて、工業用水が豊富で、有利な輸送の条件があり、原料を供給する企業所も遠くないので、各方面で便利なところであった。
幹部たちが一つ気にしたのは、その川が住民地帯と間近いところにあることであった。しかし汚水の浄化対策さえよく立てるなら、それも大した問題にならないだろうと考えた。
そのことについて報告を受けた
数日後、企業所の建設敷地を新たに定めたという報告を受けた