チュチェ39(1950)年6月26日、金日成主席は「すべての力を戦争勝利のために」という歴史的な放送演説をおこなった。
そしてすぐ最高人民会議常任委員会の活動家たちを呼び、最高人民会議常任委員会で祖国の自由と独立をめざす聖戦で勇敢さと英雄性を発揮した人民軍の軍人を表彰するために、公民の最高の栄誉である共和国の英雄称号を制定すべきである、戦闘の勝利を保障する上で偉勲を立てた兵士と指揮官に授与する勲章も制定するのがいい、と切に述べた。
それから二日後である6月28日、主席は朝鮮民主主義人民共和国軍事委員会の第3回会議で共和国英雄称号を授与する時には金星メダルと共和国の最高勲章である国旗勲章第1級を授与するようにすべきだ、金星メダルの図案がよくできた、当該の手順に従って英雄称号制定に関する政令を公布するのがいいだろう、と貴重な助言をおこなった。
チュチェ39(1950)年6月30日、朝鮮民主主義人民共和国の英雄称号を制定するという朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会の政令が発表された。
この激動的な知らせは、敵撃滅の聖戦に奮い立った朝鮮人民軍将兵と人民に尽きない力と勇気を与えた。