今日、朝鮮人民は悠久な歴史を有する単一民族としてだけではなく、燦然たる民族文化遺産を持つ優秀な民族であるという大きな誇りと自負を抱いて世界にその尊厳を轟かせている。
朝鮮人民は、人類発展の黎明期からこの地で暮らしながら独自的に自己の固有の民族文化を創造した人民であり、歴史発展の異なる年代ごとに世界文化史に明白な痕跡を残し、人類の科学文化発展に大いに寄与した才能があり、英知に富んだ人民である。
この世に世界5大文化の一つとして知られた大同江文化を創造した主人もわが祖先であり、世界ではじめて測雨器、金属活字、亀甲船を作り出した人々もまさにわが祖先である。
しかし、朝鮮人民の優秀な民族文化遺産が朝鮮民族史に、人類文化史に貴重な財貨として光を放つようになったのは、その優秀さと悠久さによっておのずから成されたのではない。
朝鮮の民族文化遺産が世界に光を放つようになったのは、民族の慈父である偉大な
主席は、民族遺産を主体的立場で継承発展させる政策を提示し、歴史に埋められた多くの文化遺産を新たに発掘考証し、外来侵略者によって破壊された遺跡を原状通りに復元するように導き、祖先が創造した文化遺産を民族の財貨として人民と次代に譲り渡した。
個々の民族には、その民族のために大きな業績を築き上げたことにより、民族の英雄、民族の指導者として称えられる偉人が少なくない。ところが、民族の歴史と文化をさらに輝かせるためにすべてを尽くし、貴い生を捧げた偉人は稀である。
実に、
朝鮮人民は、民族文化遺産保護事業に捧げた